モンブランマイスターシュティック146

モンブランマイスターシュティックは今年で発売から100年を迎え、万年筆の最高峰と言われています。1978年に購入したモンブラン マイスターシュティック146 万年筆が、ペン先の樹脂のひだの部分が少しかけてしまったため 、モンブラン 万年筆 専門店に修理を依頼しました。1978年製で古いため交換部品がなく 、軸部分を吸入ピストンも含めて新品に交換する必要があり、お店では できないため 専門 工場にて修理することになり、修理に約2ケ月間かかり、2024年2月に修理が完了しました。このため数万円程度の高額の修理費用がかかりましたが、今後50年間は大丈夫と太鼓判をおされました。万年筆の最も大事な軸部分を新品に交換したため、2024年製と言っても良いくらいだと思います。修理後は使用しておりませんので、未使用状態です。1978年製のままのペン先(14金)やキャップは写真の通り、ほとんど目立った傷もありません。万年筆専門店のホームページによると、1970年から80年代に製造されたモンブラン万年筆は、エボナイトという高価な 樹脂が使用されていますが、紫外線に弱く 太陽光や 蛍光灯の光で劣化するため、長期間使用するともろくなってかけやすい欠点があります。私の万年筆のペン先のヒダの部分が欠けてしまったのも劣化のためと考えられます。交換した軸の樹脂は、エボナイトではなく、紫外線吸収剤が含まれている最新の樹脂が使用されています。中古品で数万円程度の安価なモンブランを購入される方は、製造された年度を確認され、古いものは樹脂の劣化があるため、今後長期間使用できない可能性が高いので、注意が必要です。モンブランは高級万年筆ですので、今後長期間使用(できれば子供さんにも引き継がせたい)を考えておられる方は、軸を新品に交換したこの万年筆を是非ともお買い上げ頂きたいと思います。ちなみに新品のモンブランマイスターシュティック146は、定価115000円です。軸が新品のこの万年筆は、80000円だとお買い得価格だと思います。ご検討お願いします。
付属品:
*モンブラン用インクボトル
*収納ケース(1978年製で、内部の布は多少汚れがあります)
使用後は、ペン立てなどに立てず、傷がつくためケースに収納して下さい。

商品の情報